


ここで成長していくことで
新しい価値を生み出したい
櫻田 玲子ネットワークサービスシステム研究所
「利用する人を笑顔に」櫻田の想いは就職活動の頃から変わらない。
自分の関わった技術を世の中に広め、それが人々の生活を変えたり、社会課題の解決につながる。
そんな未来を描きながら、日々、新しいサービスの実現をめざし努力を重ねる毎日だ。
生み出すことで社会を豊かに
「多くの人にわくわくしてもらえるような新しいものやサービスをつくりたい」これが就職活動をしていた当時の想いです。それまで学部や大学院では水産資源、特に資源管理に関する研究を行っていました。水産資源管理の研究は非常に面白く興味深い内容でしたが、現在の水産資源管理は漁業者との調整により資源量の悪化を抑える役割が大きい。この仕事の重要性は大いに感じていたものの、長く続ける仕事として、何かを抑えることより、何かを創造することによって社会問題の解決に結びつくようなことに携わりたいと思うようになったのです。世の中の人々に広く活用されるものを生み出す側として社会に貢献したいと考えました。

エンドユーザの笑顔をめざして
入社後に取り組んでいるのは、ネットワーク関連の研究や開発。学生時代とは異なった分野であり、未知の状態からのスタートに苦労することもありました。しかし、人々を豊かにする技術をつくり出したいという想いで懸命に努力を積み重ねてきました。日々勉強をしていく中で、徐々に自分自身の成長を実感できたこともやりがいになっていたと思います。
現在は複数事業者が展開するネットワークやクラウド、アプリケーションといったサービスを組み合わせて一元的に利用可能とするオペレーションの機能について検討を行っています。NTTグループが掲げるB2B2X型ビジネスにおけるミドルB(企業)に対する機能提供ですが、ミドルBのみならず、その先にいる"X(ユーザ)"の毎日が少しでも豊かになることをめざしています。

変わらない想いを持って
社会人になる際「新しいものをつくり出す側にまわりたい」と考えたのは、新しい価値を提供することにより、世の中の人々の毎日を少しでも豊かにしたいという想いがあったからです。その気持ちは今もまったく変わりません。テクノロジーの活用で、デジタルデバイドや教育など社会的課題を少しでも解消すると同時に、エンドユーザの毎日をもっとわくわくするものにする、そのようなサービスを提供することが、今の私の将来に対するビジョンです。
NTTグループの存在感、社会的影響力も大きく、研究所では未来に向けての多岐にわたる研究を行っています。研究所内でのコラボレーションはもちろん、グループの事業会社との連携も密で、いろいろなことに挑戦できる環境です。私もここでしっかりと勉強を重ね、もっと成長していきたいと思っています。

- 櫻田 玲子
- 2008年入社。「世の中の役に立ちたい」という想いから食糧問題に関心を抱き水産系の大学へ進学。大学院での研究は「不確実性を考慮したスルメイカの資源管理手法の検討」
※記事本文中の研究所名や社員の所属組織などは取材時のものであり、旧研究所名の場合がございます。