多様な人材の活躍を支える制度System to support employees
NTTでは、多様な人材が共存し、
社員一人ひとりがそれぞれの能力を発揮し、
活躍できる環境づくりのため、
さまざまな形でサポートしています。
多様な人材の活躍に向けた制度(一例)
効率的な働き方の推進
裁量労働制 | 社員自身の裁量により、業務遂行の手段、時間配分などを決定する勤務時間制度 |
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フレックスタイム制 | 月ごとに決められた労働時間の範囲内で、日々の勤務時間や始終業時刻を自身で決定する勤務制度 |
リモートスタンダード制度 | リモートワークを基本の勤務形態とする制度 (ワークインライフ推進のため2022年7月に導入) |
ライフイベントとの両立支援
結婚に伴う挙式や引っ越し | ・特別休暇(結婚) |
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妊娠前・妊娠中 | ・ライフプラン休暇※(不妊治療) ・健康診査の受診 ・通勤緩和 ・病気休暇(つわり) |
出産 | ・特別休暇(出産) ・看護休暇(配偶者の出産) ・ライフプラン休暇※(配偶者の出産) |
育児 | ・育児休職 ・育児のための短時間勤務 ・育児のための個人単位のシフト勤務 ・育児支援サービスに関する割引など ・ライフプラン休暇※(育児・子の学校行事などへの参加) ・特別休暇(育児時間) ・看護休暇 |
介護 | ・介護休職・介護のための短時間勤務 ・介護のための個人単位のシフト勤務 ・ライフプラン休暇※(家族の介護) ・介護のための短期の休暇 ・介護支援サービスに関する割引など |
※ライフプラン休暇:事由に関わらず利用できる積立型の休暇
子育てサポート企業として
「くるみん」を取得しています
NTTはワークライフマネジメント実現に向けた育児と仕事の両立に関する各種取り組みが認められ、厚生労働省より「子育てサポート企業」として「くるみん認定」を取得しています。2017年以降に改正されたより高い認定基準においても、これまでの継続的な取り組みにより、認定を取得しています。
「テレワーク先駆者100選」として
認定されています
NTTはテレワークの導入・活用を進めている企業として、総務省より「テレワーク先駆者百選」として認定されています。
LGBT等の性的マイノリティへの取り組みが評価され、2年連続「ゴールド」を受賞
NTTはLGBT等性的マイノリティに関する取り組みが認められ、任意団体「work with Pride」が策定した、企業の取り組みを評価する「PRIDE指標」において、最高評価である『ゴールド』を2年連続で受賞しています。
男性の育児休職事例
人生で一、二を争う楽しい時間でした
充実した研究体制に憧れて入社して以降、デバイスに関する研究を中心に、システム開発、研究マネジメントなど多岐にわたる業務を経験してきました。現在は管理職を務めながら、将来の光部品の抜本的な経済化と省力化を実現すべく、光ネットワークを支えるデバイスの大幅な性能向上をめざした研究に取り組んでいます。
私が育児休職を取得したのは、当時、実験的組織として発足された若手委員会のメンバーの時でした。若手委員会で育児支援策を検討していく中で、子どもの年齢や妻のキャリアプランなど、ちょうど自分の家庭のタイミングと合ったので「自分で体験することが重要だ」と考え、育児休職を取ることにしたのです。私が育児休職を取ることに関しては、妻も積極的でしたし、職場の上司・同僚、近隣の方、保育園の職員さん、みんなが応援してくれました。これまでの人生の中で一、二を争うほど楽しい期間でしたし、復職する際には子どもと過ごす時間が減ることを想像し、随分さみしくなったほどです。
現在、私は多様性や平等を考えるダイバーシティカウンシルのメンバーとして活動しています。育児・介護との両立や外国籍社員の職場環境などの身近な問題は、ともすると深刻に考えてしまいがちです。もちろん個々に深刻な問題ではあるのですが、私はみんなが笑って過ごせるように明るくとらえるようにしています。
NTT R&Dは育児支援をはじめ、多くのことに対して寛容です。研究にトップスピードで臨みたいときは全力で支援してくれますし、時にはスピードを緩めても、きちんと待っていてくれます。私たちが経験したことを道しるべにして、後進となる若い人たちには、研究でも家庭生活でも、素晴らしい人生を歩んでいただきたいなと思っています。
- 福田 浩先端集積デバイス研究所 1995年入社
- 育児休職を取得する際には「なるようになる」との想いから特に不安はなかったとのことで、「もしかしたら不安や困難も、楽しんでいたのかも」と笑いながら振り返る。